経済関係

バイエルン州と日本は信頼のおける強力なビジネスパートナーです。日本の国土や地理的な距離を考えれば、貿易統計にもそれが表れています。2021年の日本との貿易額は64億ユーロでバイエルン州の重要な貿易相手国の中で17位です。日本は、アジア太平洋地域においては中国に次ぐ重要な貿易相手国であり、日本との貿易関係は第三市場取引によって、今後さらに重要になるでしょう。

バイエルン州にとって、日本はとりわけ輸出先としても重要です。2021年には25億3千万ユーロ相当の製品がバイエルン州から日本に輸出されてました(ドイツから日本への輸出総額の13.9%)。

また、バイエルン州は2021年には39.2億ユーロ(前年比15.5%増)相当の製品を日本から輸入しています。

日本の重要性はドイツにとっても同様です。2021年の日独間貿易額は417.2億ユーロ超で、アジア地域では中国に次ぐ2位、3位の韓国を凌ぐ重要な貿易相手国です。

現在100社の以上のバイエルン企業が日本で子会社、駐在員事務所や生産拠点を持っています。その中にはアディダス、アリアンツ、アウディ、BMW、ミュンヘン再保険、シーメンスなどの世界的企業に加え、機械、電気、化学、自動車などの中小企業も含まれます。

東京にあるバイエルン州駐日代表部は、在日ドイツ商工会議所や現地のネットワークと協力し、バイエルン企業の日本市場参入を支援しています。

2019年末にニュルンベルク市は、特に中小企業が市場に参入する際の敷居を下げることを目的として、首都圏に属するさいたま市との間で経済連携のための覚書を締結しました。

また、2022年には改めて東京で第18回ドイツビジネスアジア太平洋会議APK2022が開催されます。2020年に東京での開催が予定されていたAPKは、新型コロナウイルスにより、オンライン開催となりました。これについてはAPKのホームページasiapacificconference.com、および在日ドイツ商工会議所またはAsien Pazifik Ausschuss(APA:アジア太平洋委員会)から情報を得ることができます。

 

ここでは、現在の貿易額であるバイエルン-日本をご覧いただけます。 PDF (343 KB)